ハロプロ楽曲大賞2014 選考結果

悩んだ!

悩みまくった!

今年は本当に骨が折れました。

結果。


第一位 モーニング娘。'14『時空を超え 宇宙を超え

第二位 Berryz工房『普通、アイドル10年やってらんないでしょ!?』

第三位 Juice=Juice『イジワルしないで 抱きしめてよ

第四位 THE ポッシボー『りぼん』

第五位 吉川友『あまいメロディー』

隠しメイキング映像?


今年の6月5〜15日(東京)と21〜22日(大阪)で、モーニング娘。の選抜メンバーとスマイレージ全員。ハロプロ研修生から三名の、計16名での舞台、壮大な世界観で繰り広げられるゴシックサスペンス歌劇『リリウム 少女純潔歌劇』のDVDが、この9月24日、ようやく発売となりました。




上演開始当時から、ネタバレでの解説やら感想がガンガンTwitter上でツイートされたりブログに上がったりで、六月の間は目に飛び込まない日はないというそれはそれは大盛況だったようで、実際に観に行きたかったのですが、これがこうで、あれがこれで、どうしても観に行けませんでした。(なんなんだ?)


ここにいたってようやくDVD化。これが相当に面白かったので、今度、ねとらじ使って大いに語ろうとは思っています。

で。いまわたくしが気になっている事案がありまして……。


特典映像とは別に、「隠しメイキング映像」なるものがあるというのですよ。


これがどこを探してもなんとも糠に釘なのです。


この戯曲の脚本を手がけられた、末満健一先生は、


【本日9月24日発売!】『LILIUM-リリウム少女純潔歌劇-』DVD本日発売。既に各所で完売続出との噂です。爆売御礼。増産急いでー。最後の小ネタは「ファルスは右に翻弄する花」です。ありがとうございました!


とおっしゃられていて、どうも「ファルスは右に翻弄する花」という一文が引っかかるのですが、なんちゃーわけわからんきに!(なぜか土佐弁)

そこで、検索してもわからない、迷える子羊ちゃんたちが大勢いるだろうということで、この百八軒玄武が、いっそ答えを書いてしまおうと一筆取った次第であります。


で。二度とは書きません。必死に探した答えをこそっと教えま〜す。(笑)


一。メニュー画面を表示。

二。「チャプター」を選択。チャプター画面へ。

三。『翻弄するファルス』までカーソルを移動。

四。そこで右を押すと、画面右側にある百合の花の雌しべが光る。

五。決定ボタンを選択。隠しコマンド映像がスタート!


「百合の雌しべ」が光るって、なんだかシモネタじゃない? (^^;)



再生されるのは、以前、YouTube内のモーニング娘。の公式チャンネル『ハロ!ステ』第73回で放送された、リリウム大阪公演千秋楽終わりでの各メンバーの感想の増補版でした。



本編はなかなかガッツリした世界観で構成されているため、通して観るとかなり疲れます。
そのあとの清涼剤にはもってこいです。

そりゃ、和田彩花ちゃんが工藤遥ちゃんにぞっこんラブになるわ。(笑)


ということで、末満先生。悪気はさらさらありません。

どうも、別キャストで続きをやるとかおっしゃってますけど、ここは謎は謎のままのほうが文学性が保てていいと思います。……っていうか、わたくし。
「『リリウム』の主題って、能と同じ生老病死じゃないの?」感じたので、是非ともシルベチカをシテにした能にさせてください。お願いします。(;・∀・)

あー、頭きた。(笑)

朝から『リリウム 少女純潔歌劇』のサントラを聴いていると、喜びに胸を開けて青空が仰げなくなります。青島百八軒です。




まったく対照的ですな、この二曲。(笑)


外れた……。(~_~;)

昨日である9/30に、モーニング娘。12期メンバーとして選出された、大阪府出身・尾形春水(おがた はるな)ちゃんには、「君は大阪出身だし、派手目なものが好きそうだから、将来的に茶髪にしてメイクでも覚えた年頃になったら、恐らく、X JAPANのドラム・YOSHIKIっぽくなるから気をつけな」って握手会で教えてやろうかと思っている百八軒です。(笑)






X Singles

X Singles



懐かしいですねー、『天才たけしの元気が出るテレビ』の「早朝ヘビメタ」のコーナー! (^^;)



ということで、12期メンバーがついに決まりました!

そこで、昨日になって慌てて書いたブログなのですが、やはり長らくモーニング娘。ファンをしている自分にとって、モーニング娘。の新メンバーに誰が入るのか? 果たして、何人なのか? 先般から懸念されてるハロプロ研修生からは誰が入るのかという予想は欠かせない行事となってしまいました。

それまでは、ハロプロ全体にあまり興味がなく、新メンバーが入れば入ったで、入った後にお手並み拝見と高みの見物を決め込んでいたわけですが、Berryz工房℃-uteスマイレージやJuice=Juiceなど、やはりハロプロ全体を込みで考えたほうが、モーニング娘。の考察にも深みが増すことを実体験してしまった今日この頃、やはり新メンバー追加にハロプロ研修生を鑑みずに入らなくなったわけです。


わたくしの昨日のブログと、先日のラジオでの予想の主旨は、


  1) 20期生が台風の目。

  2) 17期生も、かなり層が厚く、人材の宝庫。

  3) 研修生からは二人が選出されるであろう。

  4) 前期に1人のみの加入があった時期の加入人数は4人であることが多いから、今回も計・四名となるはず。


といった内容のものでした。

なので、今回の馬券は、20期生の段原を柱として、17期の岸本ゆめのを含めた、馬連の流し買いで勝負を挑んだのですが……。


うわーッ! 枠連は当たってたのに〜〜ッ!! 悔しい!!!


そうなんです。上げた四つの条件のすべてを当てることはできたのですが、肝心の「いったい誰が入るのか?」についての予想は当たっていなかったのです!

この百八軒。己の審美眼だけには自信があるので、悔しくてなりません。


まー、自分のことばかり話していますが、研修生二人は、どちらとも熱烈な道重さゆみ信者。




羽賀朱音(はが あかね)ちゃんは中学一年生。道重さんのソロラジオ『道重さゆみの今夜もうさちゃんピース!』において、道重さん自身の口から

「羽賀ちゃんに入ってほしい。一度、ハロコンの楽屋に一人でわざわざ遊びに来て、『わたし、道重さんに似てるっていわれたことありますっ!』って、わざわざそのことだけ報告しに来てくれたことがあって、先輩の楽屋って行きづらいと思うんだけど、わざわざ来てくれて嬉しくって。『あ。さゆみのこと好きなんだな』って思いました」

と言っていたのを覚えています。





牧野真莉愛(まきの まりあ)ちゃんは、中学二年生。モーニング娘。二人目の愛知県出身。

道重さゆみ公認ストーカー。誕生日プレゼントを楽屋まで渡しに来て、ハグまで要求する肝っ玉。



母子で大の日ハムファン。観戦している模様がプロ野球中継で流れることしばしば。



「あの、行儀のいい女の子は誰?」


と、パリーグファンの間ではたびたび話題になる子だったという。

だったら、是非とも、「選手の応援歌が暗記できています」だけでなくて、『細かすぎて伝わらないモノマネ』の牧田知丈さんみたいに、日ハムの選手のピッチングやバッティングのフォームが完璧にするくらいの覚悟が必要だと思います。






続きまして、一般公募から当選を決めた二人についても触れましょう。





先述した、尾形春水ちゃんは、なんと日本画の歴史で言うところの「琳派」の祖「尾形光琳」の末裔なんだとか。(噂ですが)

ハロプロメンバーは基本的にTwitterをやってはいけないという戒律がありますが、先日までこの人、Twitter上にいたようで、「またまた、入って早々に炎上か?」と思いつつも、そこにあったのはひどく創造的かつ、下劣を極めた変顔のオンパレード。(閲覧注意。www)

この変顔を見た瞬間、「よし、アイドル界の天下は、モーニング娘。がもらった!」と確信した人はわたくしだけではないはずです。(^^;)

肩の力を抜いて、十分におのれの実力を発揮していただきたいです。






野中美希(のなか みき)ちゃんは、中学三年生。

初の静岡出身。見るからに駿河人らしいおっとりとした雰囲気がいいのですが、なんでも二歳から八年もアメリカ在住だった帰国子女で、世界的な英語の試験「TOEIC」は700点超えの才女だとか。(満点は990点)


未知だからこそ面白いのかもしれません。


この子たちが、モーニング娘。を盛り上げ、未来のモーニング娘。を作っていく人材となるのは必然です。

まずは微笑みをもって歓待いたしましょう。

そして、どうやってこれからの「完全無名時代」に立ち向かっていくか。お手並み拝見と参りましょうか!

12期メンバーは誰だ??


ようやく、本日。モーニング娘。の12期メンバーが発表されます。

今回も、ハロプロ研修生からの採用は必至と思われます。

わたくしの予想では、採用は四人。うち二人が研修生と踏んでます。

えーと、こんなオープン2chにこんなスレッドが立ったらしいですけど、とりあえず無視。(笑)


まずは本命。段原瑠々



下馬評では一番名前が上がる人。つまりはハイセイコーオグリキャップトウカイテイオー級のど本命。単券買ってもマイナスにしかオッズがつかない人。

ともかくも、この動画をご覧あれ。



Perfumeモーニング娘。9期・鞘師里保と同じ、アクターズスクール広島出身。スクール在学中からファンが多く、歌唱力抜群でソロのステージを何度もこなしてきた実力者。
前年の「未来少女オーディション」を受けるも、最終審査で全員不合格となり、ハロプロ研修生・20期生として研鑽を重ね、ついに研修生の舞台でもソロ曲をもらえることに。つまりは即戦力。

キャラクターは、のんびり屋の粗忽者でステージとのギャップから人気が出そうな感じ。


合わせて入ってほしいのは、新沼希空



この子も未来少女に落ちた20期生。パフォーマンスは平均値だが、未来少女オーディションで行われた『大喜利審査』でスタッフを含めて爆笑を取ったという異質な才能。

天然ボケの段原瑠々のツッコミ役である。



対抗に船木結(むすぶ)。



小学六年生。最年少キャラがしっくりくる背の小ささ。それとは大きくギャップのある『ポスト菅谷梨沙子』とまで称される、まだまだ不安定ながらもカマシの効いた歌声が印象的。



選曲が渋すぎ。(笑)



注意は岸本ゆめの



とにかく細い。そして色黒。というと、Berryz工房徳永千奈美ちゃんみたいだが、顔立ちが派手なので、あまりハロプロ感はない感じ。でも、今年の3月に行われた研修生の春の実力テスト「キャラクター部門」で賞を取っている。つんく♂さんなら、こんな変化球は投げてきそう。



大穴は室田瑞希



おそらく、多くの人が本命に挙げているかもしれないけれど、わたくしの場合はあえて大穴で。
先般取り上げた実力テストで、段原瑠々と同じ『Memory 〜青春の光〜』を歌って惜しくも負けはしたものの、歌唱部門・キャラクター部門と二つの部門でダブル受賞した実力者。



入るなら、段原とセットでお願いしやす。(笑)



一般人は、日本人じゃなくても外人でもいい。モーニング娘。にすべてを捧げる覚悟がある御仁であれば、どんな人が入ってきてもいいと思います。


ということで、どうなるかはまだ全然わかりません。

9期・譜久村聖さんが合格した時みたいに、突然、つんく♂氏のインスピレーションでその場で加入が決まってしまう場合もあるでしょう。


わたくしがモーヲタを続けられているのは、つんく♂氏の審美眼のおかげともいえます。なので、咽頭がんの完全寛解は嬉しいかぎりなのです。

道重さゆみ卒業後、モーニング娘。は完全無名時代を迎えます。だからこそ、われわれはつんく♂氏を信じて前を向くしかないのです。その選ばれた人が、必ずモーニング娘。をまたアイドル界の棟梁として君臨させてくれるものと信じて……。

モーニング娘。12期メンバー発表直前!

モーニング娘。の新曲『TIKI BUN』の発売が近くなり、PVが公開されました。



正直言って、映像のクオリティが低すぎて泡吹くかと思いました。

曲については文句は言いません。振付も楽しいし、一体感もあっていい。イントロの部分は、たぶん、音量調節に使うイコライザーをまねた振付けなのでしょう。それぞれのメンバーにも見所があったのもいいのですが……。

なに、あの無背景にサーチライト! ここ十年以上の中でもなかった貧相な仕上がりにびっくりですわ。

百八軒的には、Perfume『FAKE IT』のMVみたいなカッコイイやつを想像していたので、あまりのことに、にわかには立ち直れない感じです。



 

JPN(初回限定盤)(DVD付)

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自分がもしこのMVを撮るとしたら、半円形のステージでレイブをやっている感じで、観客がその周りを取り囲んでコンピューターで操れるサイリウムを観客に持たせて光の海を作り、ステージ側からは赤や緑のレーザー光線を客席に照射して、全体をクレーンカメラや天井カメラで撮り、四方八方からハンディでも取れるようにしたりして、そのすべてを細かり編集しながら構成するところですわ。
素人でもこれだけのアイデア出るんだから、もっとちゃんとしてほしいですね。

アイドルは高嶺の花なのか?

その秋元某のところで行われた握手会。メンバーが凶暴なのこぎり男に襲撃される事件の影響で、厳重すぎるほどの警備のもとに握手会が行われたということです。

「会いに行けるアイドル」を謳ってデビューしたから、どんなにトップアイドルになろうとも握手会は続けるという判断でしょうが、わたくしは、それをトップアイドルなんてことは思いませんね。

トップアイドルですよ、もはや高嶺の花ですよ。

考えてもみなさいな。ピンクレディーも、キャンディーズも、山口百恵も、松田聖子も、トップアイドルとなってからは握手会なぞしたことはないはずです。

そのころには握手会などなかった?

いやいや、テレビに出ることもできない、二流のレッテルを背負わされたアイドルは、細々と地方をドサ回りしてレコードにサインを書き、ファン一人一人に手渡ししていたなんてことを聞きますよ。

そこでわたくしは思うのです。

アイドルって、高嶺の花になるまでの道のりではないでしょうか?

1980年代後半、トップアイドルが乱立し、握手会が巷間の話題に上ることもなかった頃、秋元某はおニャン子倶楽部を立ち上げ、アイドルなんて誰でもなれるということを証明して見せました。

それをきっかけにトップアイドルに執着していたアイドルファンは意気消沈。
一方では素人アイドル人気が沸き起こり、アイドルを売る事務所も、トップアイドルの気概や風格を備えたようなアイドルよりも、より素人っぽさを重視したアイドルを多く手掛けるようになります。
それでも、思うようにいかず、世間の印象は薄いものばかり。

ここに'80年代まで隆盛を誇ったアイドルは絶滅危惧種となり、「アイドル氷河期」と呼ばれる時代が到来してしまいます。

すなわち、いきなりトップアイドルとして喧伝していた時代→トップダウン時代から、口コミで徐々に人気を勝ち取る時代→ボトムアップ時代に入ったわけです。

モーニング娘。だろうが、アケビだろうが、Perfumeだろうが、ももいろクローバーZだろうが、みんな握手会をやって伸し上がってきました。


たった一人の応援が、十人分の力になる。

そう信じてファンは、恭しくアイドルに手を差し伸べたわけです。


そうです。握手会とは、ただファンとアイドルが交流する場でなく、魂を込めて応援する側と、魂を込めて歌う側のお互いの信義の確認の場です。なので、握手することが目的ではありません。

ただ握手するためだけに、荷物チェックと金属探知機*1は良かれとしても、お立ち台のようなものに乗せられ、あちこちを触られ、野球拳で瀕死の状態みたいな恰好までさせられてそれでも握手したいなんて思いませんもの。これじゃあ、まるで、刑務所に入所する前のカンカン踊りですがな。

逆に言えば、そこまで信用されてないなら、なにゆえ握手会をやめないのか。

モーニング娘。も2000年代、握手会をやってはいませんでしたが、それは、ただ単にする必要がなかったからです。確実に純粋なファンだけが握手会に来る確率は薄れ、それこそあの事件のようなことが起こりかねない。
トップアイドルになっても、握手会に執着すればあのようなことになってしまう。秋元某にとってはこれは身から出た錆ですよ。また、それがために、まだまだ握手会を行って頑張らなければならない我々にまでも、やませがごとき悪風の被害に遭わなければならないのが本当に癪に障ります。

この握手会依存からどう脱却するのか。モーニング娘。はまた再び高嶺の花となることができるのでしょうか?

今後は、そのあたりから少しずつ考え直してきたいと思います。

*1:海外の劇場の入り口には、当たり前のように金属探知機があって、警備員も複数名は立っている。