『月刊 加護亜依』 雑感

倉木麻衣ちゃんの握手会に行ってきたよ! すんごいアメリカンな人だった!(笑)

どーも。青島です。


さてさて。恒例の「買うには買った」シリーズ(笑)ですが、今回の品物はこちら。


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1月13日の日記で「驚く代物ではない」と言いましたが、開けてびっくり玉手箱。(笑)
まー。いろんな意味で問題作といえるのではないでしょうか。

狙いどころがはっきりしていて、企画意図が鮮明であるがゆえに、見る人間にとっては「あ。そういうことですか」と割り切って見られたのは良かったと思います。

その企画意図とは非常に簡単。会議でも誰かが言ったんでしょうな。


「んじゃ〜。ビッチな感じで。ww」


たぶん、こういう方向って、今のタイミングでしかできないでしょうし、もしかしたらこういう方向でなければ、世間様が振り向いてくれないという現状もあるのでしょう。
これだけを語り出すと確かに、一ファンとして辛くなるのですが、この『月刊アクトレス』シリーズは、被写体の女優さんが自分以外の何かになりきったカットをお届けするという企画意図がありますので、「うわわわ〜〜〜〜。アノ加護ちゃんが〜〜〜〜〜〜」という目線で見るものではありません。

そういう意味では写真家の笠井氏の、できるかぎりマットな質感の、スナップのような写真に徹する撮影は高く評価するべきですし、加護さんもそれに真正面から立ち向かっています。

なにしろ、この写真集の中での最大の見所は加護さんのイキ顔*1だったりするんです。(笑)

なるほど、徹底しています。このカットがないと「ビッチ感」は出ないでしょうし、これがなければただのセクシー系写真集に終わっているところです。

でも言わせてください。


なんか、合わねーんだよ!!wwww


てゆーか、ベッドの中の加護さんって、こんなんなん?(笑) 
だとしたら、ちょっと幻滅なんですけど。(失敬)

それよりも、合間にある、口元に手をやりながら、ちょっと「ニコッ(^^)」としているバストショットの顔のほうが、数十倍もエロいんですけど。(笑)

思えば、加護さんの笑顔には魔性があります。12歳のころからそうです。一見、無邪気に見える笑顔の中に、底知れぬ魔性が隠れている。加護さんのファンの方ならば、そのあたりがお分かり頂けると思います。
奔放さと妖艶さが表裏一体の笑顔。わたくしが加護さんに惹かれ、本地・地蔵尊と伏し拝むのも、その相容れぬはずの双方の魅力が、雌雄の龍が絡まるような威容を見せつけてくれるからです。
なので、やたら大人っぽくしようと笑顔を消したり、ましてや情交を彷彿とするカットを多く盛り込むのは、企画意図はわかりますが、違和感が出てくる。

加護さん自身、企画に対してフルスイングで臨んでいるんです。しかも、相当な悪球打ちを強いられているのに、よく打ち返している。でも、ホームランかというと、なんか違う。男・岩鬼に近付くには、まだまだ素振りと打席経験が必要だと言うことです。

企画は鮮明かつ鮮烈。テーマが一貫しているし、写真も新鮮。また、加護さんの可能性を押し広げたという点では及第以上だと思います。ただ、無駄なセクシーカットを盛り込みすぎていて、見ていて飽きが来るのも早い。もうすこし、いろんな表情を撮ろうとかいう余裕が欲しかったです。それでも、2,000円以内で買えるのはお得でしょう。むろん、押しとしては「80点以上=技あり」をあげたいところですが、そこは次の写真集に期待ということで、「70点以上=有効」にいたします。


つーことで……。


評価。73点!!

(満点・100点。及第・60点)


やはり、ここは厳しい目の感想となりました。加護さんのネクストを待ってますぜ!!

*1:だから、「ピー」「ピー」してはんねん。言わせんなや!!www