ハロプロ不要説

買うには買ったけど、この世の中でこれほどどうでもいい代物はない。聴きながら、聴くだけ野暮だと聴くのを止めた。

「走り続けるモーニング娘。であってほしい」
と、モーニング娘。卒業の諸先輩はいうけど、今年のモーニング娘。ほど後ろ向きで、俯き加減な年は見たことがありません。
幻のような記念隊。数々の不祥事。事故や事件……。
初の海外進出とはいえ、日本での知名度は坂道を転がる一方……。はたまた、センスのなさすぎるジャケットと、手抜きを極めるライナーノーツ、「愛の種」を収録しない企画精神皆無のベスト盤。
挙句の果ては、ファンクラブにエグゼクティブ会員枠を設定してキャバクラ化するという厚顔無恥。会費63000円は、高い安いという前に、世間様に「ハロプロもハロプロヲタも痛いねwww」と思われるだけで恥だ。ただでさえ法難の厳しいのに、また激しさを増すのではなかろうか。

日本は恥を重んじる国ではなかったのか？

モーニング娘。がマザーシップの役目を果たさなくなっている今、世間に恥を晒すだけのハロープロジェクトという枠組みは、もはやあるだけ無駄ではなかろうか。
ハロープロジェクトキッズの15人がハロプロに入ったときは、いずれこの誰かがモーニング娘。になるだろうと思っていたが、そうはならずにただユニットが二つできただけだった。はたまたハロプロエッグができたときも、いずれはモーニング娘。になる人材が現れるのかとも思ったが、これもモーニング娘。以外のユニットの補填に宛がわれるだけだった。（エッグ内でできたユニットはプロデューサーのつんく♂氏によって勝手に切り離された）
すなわち、ハロプロは団体としての機構もなく、「プロジェクト＝計画」とは名ばかりの乱立したユニットによってできた石景山遊園地のようなものですわ。（笑）

わたくしも、モーニング娘。ファンになって7年経ちますが、年始と盆の頃にあるハロプロのコンサートに登場する人物をすべて把握するのは無理があります。
今こそ、ハロプロは再構成をするべきです。

そのためには一旦、ハロプロを解体することも必要かも知れません。そういうことを、今のハロプロメンバーは、アップフロントは、考えたことはあるでしょうか？

モーニング娘。のメンバー各人にも、もしかしたら明日になるとモーニング娘。が無くなるかもといった緊張感とより強い責任感を持って欲しいです。

その負けじ魂こそ、ハロプロメンバーの成長の根源であると思うからです。