久住小春、モーニング娘。を卒業。
バックする車に撥ねられた青島です。(笑)
いや〜〜〜〜。びっくりするほど、何の感慨もありません。
悲嘆も憤慨も哀惜も無常感も、一切合切、何にもない。
卒業発表の当初は本人ですらどうして出て行かなければわからないような奇怪な卒業でしたし、そんな情報だけを流されても、それを我々遠国のヲタはやっぱり指をくわえてうなずくしかなかったわけです。
それで、あれよあれよという間に、今日ですよ。
なんとなく、使える大駒を無駄に捨てた感的な雰囲気を漂わせてそのまま一日が過ぎてゆくだけです。
なんでしょうね……。思うに、この感慨のなさは、なによりも、CDという名の産業廃棄物しか生産できない製作陣の、その場しのぎの無計画性に、ほとほとあきれているからでしょう。
もう、来年一発目のシングルの発売が決まっていますが、これも全く期待していません。
最近のモーニング娘。といえば、
※Aパターン……とにかく、歌詞に「セクシー」と言う単語がはいっている曲。
※Bパターン……「女の悲恋を切なく歌います」路線。直接的な歌詞が鼻につく。
この、どちらかでしかないように思います。
ちなみに、これがアルバムになると、
※Cパターン……乙女の純情路線。
という、Cパターンも加わります。
おそらく新曲は、旧来のパターンにあった「人生讃歌系」とみせておきながら、実はAパターンのような気もします。(笑)
そういえば……。今年、モーニング娘。が発表した曲では「これ」といったがなかったように思います。
しいてあげるならば、『SONGS』ぐらいではないでしょうか。(『雨の降らない星では愛せないだろう?』って、厳密には2008年の曲ですよね)
↑旧来のパターン(人生讃歌系、がんばれ系)ながら、曲のベースにビックビートを採用するという面白い趣向。モーニング娘。って、意外とダンス系の音にも合わせやすいんだという新たな発見がありました。振付もかっこよく、まさに掃き溜めに鶴。
こういう曲がCFのタイアップとか取れば、モーニング娘。ももうちょっとよくなるんではないでしょうか。
あー。そういえば……。
日清のカップラーメンのCFなんですが……。CF出演が決まったかと思えば、ただ唄声だけという実にお粗末な……。
これじゃ、企画した側にごっそり功名を取られるようなものにしかならないわけでしょう。
普通、こういうものは、画面に登場してなんぼなんですよ。
「なんでもいいからテレビに映れば正義」というのは、お笑い番組の金字塔『オレたちひょうきん族』のプロデューサーだった、横澤彪氏の言葉。(BSフジ『堂々本人』12月5日放送より)
朝の番組のメイキングで、数分本人たちが映ったからって、それはたった数分の話で、あの力士役の人たちのほうが圧倒的に目に飛び込んでくるわけではないですか。我々は「現モーニング娘。が歌っている」という事実を知っているから目を細めてられますけど、普通の人が見たら、「あー。こんな昔の曲あったなー」ぐらいの感慨しかないでしょう。
やっぱり、器用に踊る太った人たちのほうが目立つわけで、これでは現モーニング娘。の名を上げたとは言い難いです。
そう思うと『飲茶楼』のCFって、企画も、本人たちも完璧でしたよね。
俺たちが希求するのは、この境地なんですよ〜〜〜!!!!